研究課題/領域番号 |
21H04511
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分17:地球惑星科学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
平田 岳史 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10251612)
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研究分担者 |
伊藤 正一 京都大学, 理学研究科, 准教授 (60397023)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2025-03-31
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研究の概要 |
本研究は銀河や太陽系の化学進化を記憶する宇宙超微粒子(宇宙ナノ粒子)に着目し、レーザーを用いた独自のサンプリング技術を用いて隕石中に含まれる宇宙ナノ粒子を抽出し、その起源や生成、移動過程などに関する情報をその同位体比分析から解析する。これらの結果を基に仮説として提唱されている「銀河大移動論」を検証することを目的としている。
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学術的意義、期待される成果 |
応募者が開発した独自の分析・抽出技術を隕石に応用した創造性の高い研究であり、その学術的価値は高いと言える。この研究は宇宙が投げかける最も挑戦的な問いである「なぜ宇宙に私たちが存在するのか」に対し物質科学的制約条件を付するものであり、私たちがもつ宇宙観の再構築が期待できるという点に学術的意義がある。
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