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2021 年度 審査結果の所見

先端のデジタル信号処理を用いた電波観測による太陽嵐3次元構造の解明

研究課題

研究課題/領域番号 21H04517
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分17:地球惑星科学およびその関連分野
研究機関名古屋大学

研究代表者

岩井 一正  名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 准教授 (00725848)

研究期間 (年度) 2021-04-05 – 2025-03-31
研究の概要

本研究は、研究代表者が独自に開発してきたデジタルフェーズドアレイ技術を用いた新しい電波観測装置を製作し、感度を上げた太陽風の観測を実施する。さらに、この観測データを使って独自のデータ同化シミュレーションを実施し、太陽風の3次元構造の時間変化を定量的に評価する。これらを通して、太陽嵐の予報誤差を劇的に向上させることを目指す研究である。

学術的意義、期待される成果

太陽では、フレア爆発に代表される太陽嵐が頻発し、地球周辺の宇宙空間における人工衛星の運用や宇宙飛行士の活動の脅威となっている。本研究により、太陽嵐の到来時刻の24時間前予測の誤差を、従来の5時間程度から1時間にまで劇的に向上させることが期待される。観測装置の開発を行った上でモデルも使って観測データを同化し、太陽風の再現を目指した研究は学術的にも価値が高い。

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公開日: 2021-07-07  

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