研究課題
基盤研究(A)
フレキシブル太陽電池は、脱炭素化エネルギーとして重要であるが、現状の薄膜Si太陽電池では変換効率が13%に留まっている。本研究では、新材料であるBaSi2を薄膜太陽電池に最適化することにより、薄膜Si太陽電池を凌駕する変換効率20%を目指す。
エネルギー問題に直結する薄膜太陽電池の高効率化に関する研究であり、材料やその構造に関するアプローチもオリジナリティが高く、その学術的意義は大きい。また、従来の薄膜太陽電池材料が希少あるいは毒性元素を含んでいるのに対して、本研究の材料は豊富な資源の元素からなるため、産業上のインパクトも大きい。