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2023 年度 研究成果報告書

シリコンスピントランジスタの高性能化とスピン演算機能の発展

研究課題

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研究課題/領域番号 21H04561
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分21:電気電子工学およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

白石 誠司  京都大学, 工学研究科, 教授 (30397682)

研究期間 (年度) 2021-04-05 – 2024-03-31
キーワードスピントランジスタ / シリコン / スピン演算
研究成果の概要

(1)Siスピントランジスタにおける磁気抵抗比100%の実現とそれに伴う再構成可能論理回路の創出
(2)スピン演算機能の発展によるMagnetic Logic Gate(MLG)の実現
の2点について3年間研究を行い、(1)では磁気抵抗比100%の実現には至らなかったものの、研究開始当初にその実現への大きな障壁となっていた寄生抵抗と強磁性体/Si界面のショットキー障壁問題をいづれも回避する施策を見出し実現した。(2)では目標通りのスピン演算("NAND"、"OR"など)をシリコンスピントランジスタを用いて実現できた。

自由記述の分野

物性物理

研究成果の学術的意義や社会的意義

低消費エネルギー情報演算のキーテクノロジーの1つであるスピン演算の視点から、毒性がなくユビキタス材料であるシリコンを用いたスピン演算を実現し、将来的な応用に向けた基盤技術を構築でいた点に大きな学術的・社会的意義を有する。

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公開日: 2025-01-30  

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