研究課題
基盤研究(A)
フレキシブル有機発光ダイオード(OLED)の高発光効率化に向けて独自構造のアモルファス発光層に、機械学習を用いた光・電子物性およびOLED特性の予測による熱活性化遅延蛍光材料(TADF)を内層させ、フレキシブルOLEDの作製、光・電子物性評価を実施する研究計画である。
本研究は、過去の研究で得られた知見に基づき設計された発光材料の光・電子物性およびOLED特性予測を機械学習の導入により実施し、スクリーニングされた合成材料によるデバイス作製を行い、さらにデバイスの光・電子物性評価を実施して得られた特性データをOLED外部量子効率の予測精度を高めるための機械学習データとして利活用する綿密な研究計画が立案されており、今後の発展が期待できる。