研究課題
基盤研究(A)
界面活性分子により自己組織化されるベシクルやリポソームなどの膜場のもつ特異機能を分子の高度な認識・変換プロセスに応用する手法を発展させ、キラル分離や不斉合成などに取り組み、さらに異相系界面の分子秩序を最適化したプロセス/モジュールを開発する指針を明らかにする。
液液系、自己組織化膜系など種々の系の分子秩序を高度制御し、アキラルな両親媒性分子を利用するキラル分離/不斉合成を目指すなど学術的にも独創性が高く、また新たなプロセス/モジュールの開発などへの工学的展開が期待できる。