研究課題/領域番号 |
21H04641
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分28:ナノマイクロ科学およびその関連分野
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研究機関 | 分子科学研究所 |
研究代表者 |
岡本 裕巳 分子科学研究所, メゾスコピック計測研究センター, 教授 (20185482)
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研究分担者 |
小西 邦昭 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (60543072)
成島 哲也 分子科学研究所, メゾスコピック計測研究センター, 特別訪問研究員 (50447314)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2025-03-31
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研究の概要 |
応募者が独自開発した円偏光変調手法による高感度円偏光二色性顕微イメージングに対して、検出感度のさらなる向上、観察波長域の紫外域への拡大、ライブイメージングの実現を目指した研究である。本技術により、一度に多数の微小試料の掌性同定が可能で、キラル誘導の動的過程の観察、キラル高次構造を持つ分子種の分布や動態の解析が可能となる。
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学術的意義、期待される成果 |
らせん状高次元構造を有する生体分子集合体のキラル光学効果を高い感度でライブイメージングすることは、液晶分子からナノ粒子および生体試料までの幅広い物質に適用可能な汎用性の高い手法への展開が期待でき、計測、物質、生命科学などへの多大な寄与の可能性が認められる。現状の装置をどう改良して行くかについて具体的に記載されており、研究目的達成への道筋も明瞭である。
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