研究課題/領域番号 |
21H04749
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分41:社会経済農学、農業工学およびその関連分野
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研究機関 | 新潟食料農業大学 |
研究代表者 |
中井 裕 新潟食料農業大学, 食料産業学科, 教授 (80155655)
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研究分担者 |
浅野 亮樹 新潟食料農業大学, 食料産業学科, 准教授 (20646137)
福田 康弘 東北大学, 農学研究科, 助教 (50527794)
馬場 保徳 石川県立大学, 生物資源環境学部, 講師 (70747823)
阿部 憲一 新潟食料農業大学, 食料産業学科, 講師 (80618835)
多田 千佳 東北大学, 農学研究科, 准教授 (30413892)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2025-03-31
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研究の概要 |
牛のルーメン(第一胃)液を用いて作物残渣などの効率的なメタン発酵システムを既に開発している応募者は、この成果に基づき、ルーメン溶液中のリグノセルロース高分解性微生物を特定し、機能を維持したまま濃縮する方法を開発することで、室内プラントおよび実規模プラントを用いて非食用バイオマスの効率的なバイオガス化システムを確立する。
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学術的意義、期待される成果 |
と畜場で大量に廃棄される牛のルーメンを利用し、第一胃で発生するメタン生成現象に着目した生物由来の技術開発である。ルーメンの濃縮と運搬、セルロース分解酵素の抽出と増殖、実用規模のメタン発酵槽実証により実用化が期待される。またルーメンの産廃処理問題の解決に貢献し、静脈産業から動脈産業への転換が図られる。
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