研究課題/領域番号 |
21H04782
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分45:個体レベルから集団レベルの生物学と人類学およびその関連分野
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
山平 寿智 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 教授 (20322589)
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研究分担者 |
安齋 賢 京都大学, 農学研究科, 特定准教授 (20779467)
北野 潤 国立遺伝学研究所, ゲノム・進化研究系, 教授 (80346105)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2024-03-31
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研究の概要 |
熱帯では強い性淘汰圧の下、オスの二次性徴形質に関わる遺伝子が性染色体と連鎖し、性生殖体の置換と分化が進むことで種分化と形質の多様性が進むという仮説を立て、インドネシアのメダカ科魚類をモデル系とした比較系統解析、遺伝子同定、ゲノム編集実験により検証する。
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学術的意義、期待される成果 |
研究の着眼点および研究仮説は独創的であり、その検証に適した対象生物を用いた性染色体置換プロセスの解析、原因遺伝子とその染色体上の位置の特定、さらにゲノム編集個体を用いた性淘汰実証実験などが効果的に組み合わされている。これにより熱帯における多様性形成のメカニズムの一因が解明されることが期待される。
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