研究課題/領域番号 |
21H04794
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分47:薬学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
二木 史朗 京都大学, 化学研究所, 教授 (50199402)
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研究分担者 |
樋口 ゆり子 京都大学, 薬学研究科, 教授 (40402797)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2024-03-31
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研究の概要 |
応募者は、これまでに抗体をはじめとするバイオ高分子を高効率に細胞内に送達することが出来る送達ペプチドを開発した。本研究は、この研究成果を基に、in vivoレベルで抗体及び一本鎖抗体を効率的に細胞内に送達するため、この送達ペプチドと抗体等との複合体を設計、調製し、これまで標的に出来なかった細胞内タンパク質を抗体等によって制御する事を研究目的としている。
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学術的意義、期待される成果 |
応募者はこれまで機能性ペプチド研究で多くの業績をあげ、さらに抗体医薬の可能性を大きく拡げる「抗体医薬の細胞内送達」という独創的な研究を展開している。本研究はこれをさらに発展させて全身投与によるin vivo抗体送達を目的としており、意欲ある研究計画調書である。学術的価値が高いばかりでなく、がん等に対する画期的治療法の開発という臨床的意義も高い。
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