研究課題/領域番号 |
21H04803
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 (2023-2024) 国立研究開発法人国立国際医療研究センター (2021-2022) |
研究代表者 |
反町 典子 東京大学, 医科学研究所, 特任研究員 (30217468)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2025-03-31
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研究の概要 |
アミノ酸トランスポーターSLC15ファミリーは病原体センサーやサイトカインの下流で重要な役割を担い、複数の疾患に関連する。本研究ではこれらトランスポーターの近位分子の同定および病態モデルの解析を通じて炎症・栄養・代謝シグナルを包括的に理解し、慢性炎症疾患に共通する病態理解を進めて新規な治療標的分子を見出す。
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学術的意義、期待される成果 |
アミノ酸トランスポーターと炎症を結びつけた応募者の先駆的な発見は高く評価され、独自の視点で炎症修復のメカニズムに迫るオリジナリティの高い研究である。すでにコンディショナルノックアウトマウスなどの準備はできており、病態モデルや網羅的な解析からいくつかの近位分子が実際に同定されること、そしてそれらを基軸に疾患横断的な理解と新規な治療標的が得られることが期待される。
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