研究課題/領域番号 |
21H04822
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分53:器官システム内科学およびその関連分野
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
武部 貴則 東京医科歯科大学, 統合研究機構, 教授 (20612625)
|
研究分担者 |
米山 鷹介 東京医科歯科大学, 統合研究機構, 助教 (10748289)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2025-03-31
|
研究の概要 |
ドジョウなどの一部の水棲生物では鰓呼吸・皮膚呼吸に加えて肛門近傍の腸管粘膜を介して酸素換気をおこなうことが知られており、腸呼吸と呼ばれている。応募者らはマウスなどの哺乳類においても腸呼吸が機能する可能性を示す結果をすでに得ており、本研究計画は哺乳類における腸呼吸のメカニズムを明らかにし、直腸オルガノイドを用いて副呼吸システムの構築を試みようとするものである。
|
学術的意義、期待される成果 |
本研究は新しい発想に基づいた極めて新規性・独創性の高い研究であり、生物学的にも非常に興味深い内容である。オルガノイド作成に関する技術・実績も十分にあり、実現性も高いと予想される。将来的に副呼吸器官の構築がなされれば、生物学的・社会的なインパクトは非常に大きいと思われる。
|