研究課題/領域番号 |
21H04845
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
辻 一郎 東北大学, 医学系研究科, 客員教授 (20171994)
|
研究分担者 |
菅原 由美 東北大学, 医学系研究科, 助教 (20747456)
萩原 嘉廣 東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (90436139)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2024-03-31
|
研究の概要 |
研究代表者らは、東日本大震災の被災者を対象に宮城県被災者コホート調査をこれまで行ってきた。本研究では、さらに宮城県被災者の健康状態のデータ推移と健康関連要因との関係とメカニズム等の解明まで発展させることを目的とする。現状で生じている復興状況の格差、心理社会的要因等の健康関連要因にまで拡充した成果に基づき、被災者支援の提言を行い、データベース構築の後アーカイブとして寄託することまでを目指す。
|
学術的意義、期待される成果 |
東日本大震災の被災者の10年間の追跡データに加え、それ以降にみられる復興格差などがもたらす健康影響の関連を明らかにする重要な知見となる学術的意義が高い。また、データベースとして蓄積し、アーカイブとして寄託することまでを包含することで、今後起きうる災害に役立てることが期待される非常に重要な意義がある。日本から世界に発信できる貴重な資料となることも期待される。
|