研究課題/領域番号 |
21H04883
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
雨宮 智浩 東京大学, 情報基盤センター, 教授 (70396175)
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研究分担者 |
池井 寧 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (00202870)
廣瀬 通孝 東京大学, 先端科学技術研究センター, 名誉教授 (40156716)
青山 一真 群馬大学, 情報学部, 准教授 (60783686)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2026-03-31
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研究の概要 |
実際の運動によって生じる多感覚刺激を、そのまま身体に与えることで運動体験を再現する従来の手法とは異なり、多感覚刺激(視覚、触覚(体性感覚)、前庭感覚)を個々にゲイン調整し、身体図式を更新することで運動に関する錯覚を起こす。そのゲイン調整法と、錯覚による拡張条件、および適用限界の検証という三つの研究課題に取り組む。
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学術的意義、期待される成果 |
運動中の多感覚刺激をレコードしてそのまま利用するのではなく、各々の感覚を変調し、身体図式を更新することで運動に対する錯覚を生み出すことができるのか、その適用範囲と限界がわかれば、実際に運動することでデータを採らなくても、限られた空間内で運動錯覚を起こすことができるはずで、運動錯覚の応用・適用範囲が広がることが期待される。ひいては身体性と自己意識を連結できる可能性もある。
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