根拠と因果に基づく実世界インタラクションの予測・制御に関する領域横断的研究

2021 年度 審査結果の所見

• 研究課題/領域番号: 21H04892
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分61:人間情報学およびその関連分野
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 武田 一哉 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (20273295)
• 研究分担者: 藤井 慶輔 名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (70747401) ; 戸田 智基 名古屋大学, 情報基盤センター, 教授 (90403328) ; 石黒 祥生 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 准教授 (20769418) ; カルバヨ アレックサンダー 岐阜大学, 工学部, 准教授 (30636824) ; 宮島 千代美 大同大学, 情報学部, 教授 (90335092) ; 大谷 健登 名古屋大学, 情報学研究科, 特任助教 (40869286) ; 筒井 和詩 名古屋大学, 情報学研究科, 特任助教 (30898458) ; 竹内 栄二朗 名古屋大学, 未来社会創造機構, 特任准教授 (00509680) ; 丁 明 名古屋大学, 未来社会創造機構, 特任准教授 (40585840)
• 研究期間 (年度): 2021-04-05 – 2024-03-31

研究の概要

自動運転、スポーツ、音声という、人間の筋肉運動を通じて実世界の予測と制御に関わる三つの具体的な分野において、共通する問題構造の仮説に基づく研究計画を立て、検証しようとする研究である。応募者らの音声信号処理、自動運転に関わる行動信号処理の研究実績を基にしており、予測制御技術を行動支援に活用することを目指している。

学術的意義、期待される成果

「実世界における機械と人間との相互交渉を予測、制御することに関して、人の行動を支援する一般的な方法論が存在するかどうか」という学術的に重要な「問い」に対して、根拠と因果関係に基づく答えを導こうとする計画である。方式そのものは従来法の組み合わせではあるものの、その組み合わせの可能性は膨大となるため、目標の達成には困難も予想される。着実な探索により成果を生み出すものと考える。