研究課題/領域番号 |
21H04907
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
|
研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
越前 功 国立情報学研究所, 情報社会相関研究系, 教授 (30462188)
|
研究分担者 |
山岸 順一 国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 教授 (70709352)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2024-03-31
|
研究の概要 |
高性能な機器により、遠隔から撮影・録音した生体情報が、サイバー空間に共有され、「なりすまし」に悪用される。特に機械学習が進展し、公開生体情報データセットから複数の人物の生体情報と認識される生体情報(マスター生体情報)を生成可能であることから、本研究は、マスター生体情報の検出により「なりすまし」を防止し、生体情報データセット固有の脅威を「無毒化」する生体情報保護活用基盤を確立しようとする。
|
学術的意義、期待される成果 |
本研究では、生体情報から、本来の目的のために必要な特徴は保持しつつ匿名化する方法を開発し、その方法を使って、生体情報データからなりすましを可能とする情報を取り除く(無毒化)手法を提案する。無毒化のアイデアは新しく、その学術的・社会的重要性は高い。本研究の進展によって、生体情報保護基盤ができることが期待できる。
|