研究課題/領域番号 |
21H04928
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分63:環境解析評価およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
石井 祐次 九州大学, 薬学研究院, 准教授 (90253468)
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研究分担者 |
廣田 有子 九州大学, 薬学研究院, 助教 (50588259)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2026-03-31
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研究の概要 |
本研究は、体内環境と体外環境(内外環境)の撹乱を通じた、次世代影響の機構を解明するものである。特に、ダイオキシン次世代毒性における成長後の性未成熟の鍵を握る母体側のリポ酸低下因子の同定、母体側のプロラクチン低下の継世代影響機構の解明などを目指すものである。
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学術的意義、期待される成果 |
胎児発育不全と生後の発達障害は、先進国で近年増加しており、その問題解決に向けて取り組むべき、喫緊の課題である。応募者らは、環境中のダイオキシン濃度水準で曝露された母体の胎児や新生児の発達障害に関する疫学的研究と実証を目指して、エピゲノム解析、メタボロミクス解析、プロテオミクス解析と種々の酵素ノックアウトマウスも系として用いて実験を進めることを計画しており、それらの知見獲得が期待される。
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