研究課題/領域番号 |
21H04963
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分90:人間医工学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022-2024) 大阪府立大学 (2021) |
研究代表者 |
椎木 弘 大阪公立大学, 大学院工学研究科, 教授 (70335769)
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研究分担者 |
西野 智昭 東京工業大学, 理学院, 准教授 (80372415)
緒方 元気 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 特任准教授 (80452829)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2026-03-31
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研究の概要 |
細胞表面の化学構造に特異的な人工抗体の形成によって標的細胞を電極などの基板上に捕捉し、特定の細胞が代謝によって消費、生成する化学種や細胞内で生じる反応熱に基づく光、電気、熱の信号変化をリアルタイムで計測する手法を独自開発する。これらの異なる物理信号に基づいた種々の細胞情報を取得することで、標的細菌の活性を1細胞レベルで多角的に評価できる新しい検出原理を開発する。
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学術的意義、期待される成果 |
微生物1細胞の呼吸活性を独自の人工抗体と高感度微小電極を用いて測定しようとするきわめて独創的で学術的意義が高い研究である。細菌の識別と活性評価が同時に達成可能な非培養系の革新的計測法の開発によって、細菌が関与する食品、医療、創薬や環境などの様々な分野での迅速検査を実現し、安心安全で豊かな社会の形成に貢献できる。
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