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2021 年度 実施状況報告書

インドネシアにおける密教系仏教遺品・文献の総合的分析

研究課題

研究課題/領域番号 21K00079
研究機関高野山大学

研究代表者

松長 潤慶  高野山大学, 文学部, 教授(移行) (90768897)

研究分担者 加納 和雄  駒澤大学, 仏教学部, 准教授 (00509523)
櫻木 潤  高野山大学, 文学部, 准教授(移行) (10454604)
那須 真裕美  種智院大学, 人文学部, 講師(移行) (40424973)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードインドネシア / インド / 密教 / 金剛頂経 / バリ島 / ジャワ島 / バングラデシュ
研究実績の概要

本研究は、インドネシアから出土した密教遺品を中心としたこれまでの海外調査で蓄積した資料をデータベース化し、内外に広く公表することを目的としている。
今年度は、これまで蓄積してきたインド、インドネシアにおける海外学術調査資料の分類・整理を中心に実施してきた。その過程において、以前より研究機関に蓄積されていたバングラデシュ地域、およびインドラダック地方にあるアルチ寺の資料の整理も研究の遂行上必要であることが判明した。
今年度中でほぼ各資料の分類・整理が終了したことをうけ、今後は海外研究機関、主としてインドネシア考古学局、インドネシア博物館の協力も得てデータ蓄積作業に推移していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

昨年度中に整理したインド、およびインドネシアにおける海外調査の資料の整理・分類を終える予定であったが、研究遂行上、必要性が認められる他の資料の存在が明らかとなり、それらの資料の整理・分類に時間がかかったことにより、当初の研究計画に若干の遅れが生じている。
また、海外での感染症拡大の影響もあり、海外協力員の協力を得ることができないことにより当初の計画の予定が遅れている。

今後の研究の推進方策

これまでに整理・分類してきた資料を、インド周辺地域(バングラデシュ・アルチ寺も含む)の資料のデータベース化を進める。まずは、インドネシア諸地域の資料蓄積を中心に実施する。今年度に関しては、海外協力員の協力体制も整う予定であるので適宜情報交換を進めながら実施していく。

次年度使用額が生じた理由

初年度、海外の研究機関の協力の下、これまでの蓄積データを整理したうえでデータ保存作業に移行する予定であったが、海外協力研究機関がコロナ感染症の影響で機能できなくなり計画が大幅に遅延した。したがって、初年度は国内研究機関内での資料整理を中心に実施したため予定していた予算の大部分を使用しなかった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (2件)

  • [国際共同研究] インドネシア考古学局/インドネシア国立中央博物館/インドネシア大学(インドネシア)

    • 国名
      インドネシア
    • 外国機関名
      インドネシア考古学局/インドネシア国立中央博物館/インドネシア大学
  • [国際共同研究] ライデン大学/ライデン国立民族学博物館/rijks博物館(オランダ)

    • 国名
      オランダ
    • 外国機関名
      ライデン大学/ライデン国立民族学博物館/rijks博物館

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公開日: 2022-12-28  

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