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2023 年度 研究成果報告書

AI映像同期上映システムを用いたライブアニメーションコンサートの展開

研究課題

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研究課題/領域番号 21K00190
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分01070:芸術実践論関連
研究機関東京藝術大学

研究代表者

桐山 孝司  東京藝術大学, 大学院映像研究科, 教授 (10234402)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード映像 / AI / コンサート / オペラ / 邦楽
研究成果の概要

我々は、音楽の生演奏に追従してアニメーションを上映するAI映像同期上映システムを開発し、演奏会で活用してきた。本研究ではこのシステムの適用範囲を広げることを目的として、オペラに字幕を投影することを試みた。その結果、字幕とアニメーションで効果的に演出ができることを示した。一方、邦楽の演奏会でも字幕やアニメーションを同期させることを試みたが、邦楽の場合は即興性が高く、できるだけ演奏本番に近いゲネプロなどの録音を学習させて追従に使う必要があることが分かった。

自由記述の分野

映像メディア学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で用いたAI映像同期上映システムが、器楽曲だけでなく声楽曲にも追従できることが示された。また邦楽が一般的な理解以上に即興性のある演奏形態であり、演奏会に近くなってからのリハーサルを参照音源として使うことが望ましいことが分かった。社会的意義としては、オペラや邦楽の演奏会で字幕が上映されることにより、従来よりも演奏会を身近なものにする効果がある。それにより、演奏会が開かれると同時に、アニメーションや映像の活用の場も広がる。

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公開日: 2025-01-30  

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