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2023 年度 研究成果報告書

近世天文暦学者の研究過程とその背景

研究課題

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研究課題/領域番号 21K00261
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分01080:科学社会学および科学技術史関連
研究機関地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪

研究代表者

嘉数 次人  地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪, 大阪市立科学館, 課長 (90853622)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード幕府天文方 / 紅葉山文庫 / 天体観測機器 / もの使い / 研究過程
研究成果の概要

本研究では、主に18世紀中ごろから19世紀前半における幕府天文方を中心に、天文暦学者の研究過程とその背景の解明に取り組んだ。研究に当たっては、彼らが「もの」をどのように使ったかという視点での調査を行った。特に、(1) 幕府天文方による紅葉山文庫の書物利用の実態の把握、(2) 天文観測機器の構造と、観測データ利用の様子の把握、の2つの視点から研究を行った。その結果、研究者が書物から知識を理解し、暦法作りや天体観測に活用する過程や、その背景にある研究環境を明らかにした。

自由記述の分野

科学史

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、近世の天文暦学者たちの研究過程を明らかにする上で、「ものを使う」という視点から考察を行った。本研究で得られた成果を、従来からある「ものづくり」の視点と合わせることにより、精密な観測機器を作り、それを用いて正確な観測データを得て、データをもとに正確な暦法を作る、という暦学者たちの研究の一連の流れを俯瞰し、研究の背景にある彼らの考え方を理解するという、新しい視点を示すことができた。

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公開日: 2025-01-30  

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