研究実績の概要 |
2023年度は、研究成果のとりまとめと次の研究テーマへの準備段階となった。環境詩学の理論構築として、Routledge Companion to Ecipoectisに“The Work of Reconnection, Japanese Ecopoetry by Rumiko Kora and Ryoichi Wago を共同研究者のハレブスキ教授との共同執筆し、東アジア日本の環境詩学の代表として執筆した。 ハレブスキ准教授の講演会を獨協大学の原成吉教授をコーディネーターとして、2024年 2月 18日(金)に開催した。(場所 獨協大学 西棟 W-420教室)演題 "Poetic Lineage and the Dictionary Poem"、概要は、中国唐時代の詩人、李白や杜甫、日本の紫式部や松尾芭蕉といった東洋の詩的伝統が、現在のアメリカ詩人にどのような影響を与えているかを、自作の詩や同時代の詩人たちの作品を例に挙げながら論じている。 エコフェミニズムの詩人である高良留美子の詩作品を考察、検証した。高良留美子資料室において、アーカイブの収集、作品の背景を子息である竹内美穂子氏よりご教授を賜った。
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