研究課題/領域番号 |
21K00521
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
辛 昭静 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 客員研究員 (40597192)
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研究分担者 |
石崎 雅人 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (30303340)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 介護場面 / 丁寧体/普通体 / 高齢者 / 介護福祉士 / 異文化間コミュニケーション |
研究実績の概要 |
本研究では,医療従事者の言葉遣いの中でも,特に普通体(非丁寧体)使用に注目して,①介護場面における医療従事者と高齢の患者間の効果的なコミュニケーションスタイルを探ること,②日本と韓国の介護場面で用いられるコミュニケーションスタイルを比較することで,日本で暮す外国人(韓国人)が安心して快適な介護を受けられる環境作りに必要な異文化間コミュニケーションの在り方について検討することを目的とする。 そのため,介護場面における医療従事者のコミュニケーションスタイル(丁寧体使用/非丁寧体使用)に対する高齢者とそのご家族の意識を調べるための調査を日本と韓国でそれぞれ行った。介護施設で働く30代の介護福祉士とその施設に入居している70代の高齢者の会話(①日常場面での会話と②介護場面での会話に分け,それぞれ丁寧体と非丁寧体の2つのシナリオバージョンを提示)に対する評価を調査会社に依頼してインターネット上で行った。高齢者(70代の男女,日本は200名,韓国は171名)と高齢者家族(20代から50代までの男女400名)を対象にして,4つの場面における会話に対する印象を7段階で評価してもらった。現在,分析の最中であるが,①日韓ともに,すべての年代において非丁寧体より丁寧体が高く評価されている,②日常場面に比べ,介護場面における丁寧体の方をより高く評価している傾向が見受けられた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
日本での調査に続き、韓国でも同様の調査が終了したので、現在その結果を分析中である。
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今後の研究の推進方策 |
①日韓で行った調査のデータを分析する。 ②その結果を比較し,論文としてまとめる。
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次年度使用額が生じた理由 |
韓国での調査が遅れたため、学会での発表へのエントリーができなかった。次年度は、分析が終わったら学会で発表を予定しているので、その旅費等に充てる。
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