英語の語法に見られるネイティブ・スピーカーの判断に揺れや変化が見られる現象(具体的には 'be likely to' の「人の性向や傾向を表す」用法でのアメリカ英語とイギリス英語の違い、assign と ascribe/attribute のカバーする範囲の違いに関して辞書間で見られる違い、disdainや scorn が動詞としての機能をなくしている事実、さらには辞書等でしばしば取り上げられている meticulous のアメリカ英語とイギリス英語における違いが現代のネイティブ・スピーカーの間では失われていること等)を指摘した。これらの成果は今後の辞書や文法書のアップデートに必須となる。
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