2023年度は、本研究課題の最終年度であり、これまでの調査・分析の結果を検証しながら主に三つの観点から研究成果の集大成を行った。主な内容は以下のとおりである。 (1)オンライン/オフライン環境で学ぶ学習者に関する考察:「同期型オンライン授業の学習支援に必要な「相互作用」のデザイン:ソーシャルプレゼンスの観点から」「EdTechの利活用から考える学習者オートノミーとエンゲージメント:TPACKの枠組みに基づいて」 (2)オンライン/オフライン環境で実践を行う教師に関する考察:「教育のDX化における日本語教師のキャリア支援:言語教師認知研究の観点から」「日本語教師の専門性はいかに育まれるか:生成系AIを題材にしたオンラインワークショップの事例から」 (3)オンライン/オフライン環境における授業設計に関する考察:「教育における効果的で創造的なICT活用のためのタペストリー・アプローチ」「オンライン授業の実践知をどのように再構築するか:プレゼンスの観点からの考察」
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