研究課題/領域番号 |
21K00628
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研究機関 | 聖隷クリストファー大学 |
研究代表者 |
小坂 美鶴 聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 教授 (20234742)
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研究分担者 |
三村 邦子 川崎医療福祉大学, リハビリテーション学部, 講師 (50258266) [辞退]
内山 千鶴子 目白大学, 保健医療学部, 教授 (70433670)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 2~4歳の幼児 / 語彙発達 / 表現形態の発達 / 幼児語 / 音形 / 意味・概念の発達 / 語彙発達の遅れ / 言語発達障害児 |
研究実績の概要 |
2023年度開催の以下の学会で発表を行った。6月22・23日の第24回日本言語聴覚学会にて「2歳児の語彙発達における名詞の音形式の特徴―保護者への調査票を用いた分析からの検討」、7月1・2日の第49回日本コミュニケーション障害学会にて「2歳児の名詞語彙における各語彙の表現形式の出現率とその特徴について」、10月5・6日の第68回日本音声言語医学会にて「2~4歳児の名詞語彙における幼児語の出現率とその特徴についてー保護者への調査票の分析から」を発表した。さらに、2024年3月に月に言語聴覚研究に「3歳児における単語の音形の誤りの分析と語彙数との関連性― 保護者への調査票からの分析 ―」と題した原著論文を投稿した。同じく3月に「2~4歳児の名詞語彙における幼児語の出現率とその特徴についてー保護者への調査票の分析から]と題した原著論文を投稿した。上記2つの論文は現在査読を受けている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
調査票の回収率も当初目標とした400以上となり、分析に足る人数の収集ができた。しかし、年齢別では回収率のばらつきがあった。さらに当初4歳0か月までの児の回収としていたため、2~4歳児というタイトルと合わなくなってしまったことから急遽4歳11か月児までの児の分析を行うことにしたため、4歳以上の児の人数が少なくなった。最終的な目標は3歳児健康診断に用いることが出来るチェック表の作成であるので、3歳児の回収率は272と十分な数の調査票の数となった。分担研究者と共に、岡山、埼玉での調査をする予定であったが、分担研究者の倫理審査が遅れ、期日まで調査ができなくなったことから、地域による差異は研究を断念したことなどはあるものの、おおむね本研究は順調に分析することが出来ている状況にある。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は、調査票の分析からさらなる視点での分析を行い、分担研究者とともに学会での発表の準備もできている。2024年度が研究期間の最終年度ということもあり、チェックリストのための語彙選択を行い、信頼性があり、言語発達の遅れの早期発見に役立ち、保護者がチェックしやすいような装丁のチェックリストを作成する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
2023年度は研究成果発表のみで、学会発表のための旅費とその参加費に研究費が使用されただけであったことから残金が生じた。2024年度は学会発表のための旅費とチェックシートの作成のために装丁用の専門的なデザインの相談料などに費用を当てる。また完成したチェックシートを県内外の3歳児健診に関わる施設への配布などに費用を充てる予定である。
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