• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 実施状況報告書

ブレンド型包括的機関英語学習プログラムの作成と成果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 21K00648
研究機関東京海洋大学

研究代表者

高木 直之  東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (30272727)

研究分担者 内田 洋子  東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (50313383)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード機関英語 / ESP
研究実績の概要

ブレンド型学習教材として、機関英語に関連したYouTubeビデオやわかりやすい図表、英語でかかれたサイトなどへのリンクを豊富に含んだ、主にリーディング用の教材を作成した。総ファイル数は53で、main proplusion, 4-stroke diesel engine, 2-stroke diesel engine, diesel engine parts, fuel, generator, bunkering, arrival, など、機関士として働いた経験がまったくない学生にも、また初めて機関英語を教える教員にも、船舶における機関業務がどのようなものであるかを、理解できるものとした。教材は英語で書かれており、その英語はアイルランド人の英語母語話者で機関長の経験のある人物に、チェックを依頼し、英語としての正確性ばかりでなく、機関に関する知識の点でも正確性を期した。
基礎文法教材は、英語の時制と態に重点を置き、Quizletを使った学習、Moodle を利用したテストなどと一体化したページを作成、大学のHPを通じて公開し、2022年度の機関英語Iの授業で実際に使用を開始した。以下にURLを示す。
https://www2.kaiyodai.ac.jp/~takagi/engine/intro_to_EE.html
機関室内での整備作業、機関室のレイアウトなどに関する写真や資料を収集するため、海洋大学の学生が訓練を受ける日本海事教育機構の練習船青雲丸を訪船し資料収集にあたった。撮影した写真や提供を受けた図表、図書などを利用したリスニング問題を作成、2021年度後期に開講した機関英語IIで実際に使用した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

ブレンド型学習教材に関しては、リーディング主体のネットで公開するページがほぼ完成、文法学習サイトも、完成している。機関英語テストに関しても写真を使った写真描写問題のための資料も収集が終了している。

今後の研究の推進方策

今年は、トラブルの報告、修理、補油作業中の会話など、CAN-DOリストの中にあって、まだ対処できていない項目に関する教材とテストの作成、YouTubeビデオを使ったリスニングやスピーキングの教材を作成し、機関英語の授業で実際に運用する予定である。
同時に機関英語テスト(リスニングは一部完成)に関しても文法・リーディング(語彙も含む)の問題を完成させ、2023年度には、実施できるようにする。

次年度使用額が生じた理由

海外における発表が、コロナのためできなかったため

URL: 

公開日: 2022-12-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi