研究分担者 |
境 一三 獨協大学, 外国語学部, 教授 (80215582)
山下 一夫 慶應義塾大学, 理工学部(日吉), 教授 (20383383)
縣 由衣子 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 講師(非常勤) (30847869)
金 景彩 慶應義塾大学, 外国語教育研究センター(日吉), 助教 (50962437)
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研究実績の概要 |
諸条件を考慮し、2022年度中にこれまでの蓄積と2021年度の実践・研究に基づき、2022年12月20日付けで『外国語教育を変えるために』(三修社)を刊行する判断をし、2022年12月4日に慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎にて「外国語教育を変えるために」と題した公開講演会を開催し、成果を広く発信してきた。 上記書籍刊行と講演会の反響は大きく、2023年度は、研究メンバーそれぞれが、他大学で開催されたFD研修の講師に招かれて講演を行うことが多かった。山下一夫,変わる外国語教育・変える外国語教育――逆向き設計からの授業デザイン,2023年度明治学院大学教養教育センター主催外国語教育FD研修会,2023年5月、境一三,新学習指導要領は大学教育にどのような変化をもたらすのか? ー資質・能力論を中心に考えるー,高知大学共通教育実施委員会 外国語分科会主催 FD講演会,2023年9月などがある。 また、書籍内でそれぞれが担当した分野に関連して、国内外の学会にもアプライし、研究発表を行って成果を広く公開することができた。吉川龍生・深谷圭助,A supplemental package of vocabulary teaching tools for improving autonomous learning and metacognitive abilities in Chinese language education: Integrating paper dictionaries and digital technology,英国中国語教育学会(BCLTS)年次国際会議,2023年6月などが該当する。 成果を発信していく中で、とりわけ学校教育における評価・評定に関して新たな問題意識を共有するようになり、次の課題として初歩的な研究をスタートさせた。
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