研究実績の概要 |
3年目は、2年目に行った典型的な構文と間接発話行為の関係性に関する言語研究をコーパス言語学の立場から国際語用論学会 (IPrA) (Brussels, Belgium)と国際認知言語学会(ICLC)(Dusseldorf, Germany)にて発表した。さらに、マルチモーダルコーパスを利用した行動志向の文法指導法に関する教育研究を英国応用言語学会 (BAAL) (York, UK) にて発表した。学会では、語用論、認知言語学、応用言語学、各分野それぞれの専門家から貴重なコメントをいただいた。上記の研究発表活動と同時に、関連の研究会や国際学会にオンラインと対面双方で随時参加しながら視野を広げ、最新の構文文法論・第二言語習得研究におけるタスク研究・現代英文法論・応用言語学の理論や実証研究およびその研究手法を確認し、本研究の位置付けや方向性を整理していった(国際構文文法学会(ICCG) (Prague, Czech)、UCL 教育研究所研究セミナー (London, UK)、英文法研究会 (London, UK)、Randolph Quirk 博士記念シンポジウム (London, UK)、国際語用論学会 (IPrA) (Brussels, Belgium)、国際認知言語学会(ICLC)(Dusseldorf, Germany)、英国応用言語学会 (BAAL) (York, UK)、言語処理学会 (神戸))。最後に、上記3つの研究の問題点と学会で得られた新たな知見をふまえ、今後の研究課題を整理し本研究を終えた。
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