研究課題/領域番号 |
21K00754
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
濱田 陽 秋田大学, 高等教育グローバルセンター, 教授 (00588832)
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研究分担者 |
柳川 浩三 法政大学, 理工学部, 准教授 (70616846)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | リスニング語彙 / selective shadowing / リスニング |
研究実績の概要 |
本年度は、昨年度から取り組んでいる、selective attentionを利用したリスニング語彙習得法としてのselective-shadowingの応用を開発し、論文を執筆した。実験では、2000語レベルのリスニング語彙を中心に構成されるリスニング(productive)語彙テストを実験前後に実施し、selective-shadowingの効果を測定した。5日間の短時間のselective shadowingを中心とした練習により、リスニング語彙の向上が見られたため、さらに、2000語レベル以外の語彙も含んだリスニング(receptive)語彙テストを用いても実験を行った。同様に、5日間の練習の前後でテストを行い、効果を確認したところ、向上が見られた。これらより、selective shadowingを用いる事で、productive, receptiveの側面から、リスニング語彙を強化できることが分かった。また、リスニング力とBottom up instruction・Strategy Instruction・proficiencyの関係についても調査した結果、Bottom up instructionとStrategy instructionの有効性とが確認できた。加えて、リスニング語彙と関係のある、学習者のリスニングにおけるエラー分析も行った。実験の一つでは、文章を聞かせてそれを書きとらせ、また、文章の内容理解も測定し、関係性を測った。もう一つの実験では、短文を聞かせ、確認されたエラーをphoneticとlexical/syntacticに分けて、分類した。いずれも、現在論文を執筆中。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
実験のデータ分析が思った以上に複雑で時間がかかっているため。
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今後の研究の推進方策 |
2022年度に執筆したaural vocabulary, orthographic vocabulary, listening comprehension skillsの関係分析の追実験を進め、また、学習者のリスニングエラー分析を進める予定。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究がやや遅れているため、旅費が抑えられているため
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