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2023 年度 研究成果報告書

ハイフレックス型授業の相互行為検証とPCシミュレーションに基づく実践応用

研究課題

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研究課題/領域番号 21K00773
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関早稲田大学

研究代表者

砂岡 和子  早稲田大学, 政治経済学術院, 名誉教授 (70257286)

研究分担者 杉江 聡子  札幌国際大学, 観光学部, 准教授 (90795048)
曲 明  室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 教授 (60727064)
王 松  関西外国語大学短期大学部, 英米語学科, 准教授 (80580654)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードHyFlex Class / Hybrid teaching / Class Action Research / Interaction Design / Teaching presence / Learner presence / Transcription / Code Switching
研究成果の概要

本研究は、日本の初修中国語教育に適したハイフレックス型授業の有効性を検証することを目的とし、国内外の先行研究を参照してモデルの構築と実践を行った。各所属機関で教室同期型対面授業と自宅からの同期型遠隔授業を組み合わせたハイフレックスクラスを実施し、その録画を収録して授業効果を分析した。担当教員による評価の結果、組織はハイブリッド型授業に適したインフラ環境の整備、授業者は対面とオンラインモードの双方に同質の教育を保障する授業デザイン力、学習者には自律学習能力の向上が求められることが明らかになった。また、教員・学生・教材間のインタラクションを促進する授業方略と継続的サポートの必要性が示唆された。

自由記述の分野

中国語教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

ハイフレックスモデルの理論研究と実践に基づき、日本の初修中国語教育に最適なハイフレックス型授業の有効性を検証した。対面とオンラインモードの同期配信の課題を明らかにし、教員と学生の発話行動分析によって、授業改善には各ステークホルダーの協働が不可欠であり、ハード・ソフト両面で教育資源の有効管理が重要な課題となることを示した。少子高齢化の課題を抱える日本において、ハイフレックスの柔軟な学習形態の継承発展は、質量両面で大学教育の国際化と大学運営基盤の維持強化に繋がることを主張した点に社会的意義がある。

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公開日: 2025-01-30  

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