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2022 年度 実施状況報告書

歴史教科書における東南アジア史関連地図の検討:朱印船と日本町を中心に

研究課題

研究課題/領域番号 21K00916
研究機関立命館アジア太平洋大学

研究代表者

蓮田 隆志  立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 准教授 (20512247)

研究分担者 内田 力  東洋大学, 国際共生社会研究センター, 研究助手 (00865165)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード歴史教科書
研究実績の概要

本年度行った主な作業は、公益財団法人教科書研究センターが運営する教科書図書館にて過去の中高歴史教科書の収集である。全て電子媒体で保存しており、順次分析を行っている。また、本年度からはじまった高等学校での新科目である「歴史総合」の教科書も入手している。これについては関連するページの電子化は未了である。研究分担者の内田、協力者の川口・久礼はそれぞれの分担領域にて作業に従事した。
代表者が新型コロナウイルス感染症の蔓延について、慎重な態度を取っていることもあり、メンバーが対面で打ち合わせを行うことはなかった。また、教科書関係者へのインタビューについても実施できていない。2023年度については実現したいと考えている。
その他の研究活動については、教科書を直接の主題とした講演ではないが、代表の蓮田が台湾の成功大学が主催するセミナー"East Asian Port Cities and Taiwan in the Seventeenth Century"にて"Early modern Japan-Vietnam relations: From the age of fake mission to the age of correspondence"と題する講演を行った。
また、21年度に出版した訳書、アンソニー・リード『世界史のなかの東南アジア』(名古屋大学出版会、共訳)が第39回大平正芳記念賞の特別賞を受賞した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

教科書図書館での調査にて資料の収集はかなり進んだが、研究計画にて予定していたインタビューは実現しなかった。

今後の研究の推進方策

既に収集した資料の分析に注力する。代表者以外は雇用状況が不安定なため、分担者・協力者に過重な負担のかからない形で研究計画を再設定したい。

次年度使用額が生じた理由

代表者が新型コロナウイルスの蔓延状況について、慎重な姿勢を取ったため出張旅費などの支出が少なくなった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] Early modern Japan-Vietnam relations: From the age of fake mission to the age of correspondence2022

    • 著者名/発表者名
      Hasuda Takashi
    • 学会等名
      East Asian Port Cities and Taiwan in the Seventeenth Century
    • 招待講演

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公開日: 2023-12-25  

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