研究課題/領域番号 |
21K00973
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
渡辺 芳郎 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (10210965)
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研究分担者 |
太田 秀春 鹿児島国際大学, 国際文化学部, 教授 (20436174)
丹羽 謙治 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (40264460)
森脇 広 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 名誉教授 (70200459)
小林 善仁 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 准教授 (80594358)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 近世鹿児島城下町 / 歴史考古学 |
研究実績の概要 |
令和4年度は第3~5回研究ミーティング、第2回巡検を実施した。第3回ミーティング(2022年7月31日)では西野元勝氏(鹿児島県歴史・美術センター黎明館)による講演「鹿児島(鶴丸)城跡の調査成果 ~近年の発掘調査成果を中心に」を開催した。鹿児島城跡の調査成果について、さまざまな質疑応答がなされた。第4回ミーティング(2022年10月29日)は、鹿児島県歴史・美術センター黎明館所蔵の「鹿児島城下絵図屏風」「先々代様御手許品より鹿児島城下絵図」(玉里島津家資料)を実見し、古絵図から得られる城下町情報の精度・確度について検討した。第5回ミーティング(2023年3月24日)では令和4年度の研究成果について各分担者が報告した。内容は以下の通りである。渡辺芳郎「鹿児島城跡出土の記銘陶磁器」、森脇広「城の石垣の風化地形と環境-比較地形学的視点からの貢献-」、小林善仁「鹿児島の絵図研究の現状-鹿児島城下町の絵図の場合-」、丹羽謙治「鹿児島大学附属図書館蔵『上下武者踊之記』」。第2回巡検(2022年10月29日)は、鹿児島城下町の旧海岸線を歩くことで、城下町の輪郭を把握した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今年度は3回のミーティング、1回の巡見を実施しており、当初の予定通り進捗している。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度は、第6回研究ミーティング(外部講師)、第7回研究ミーティング(県立図書館所蔵絵図の調査)、第8回研究会(令和5年度の成果報告・令和6年度の計画など)、第3回巡検を計画している。また各分担者は研究成果を随時公表していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
令和4年度に予定していた県外調査の一部が、コロナウィルス感染拡大防止の観点から中止・延期せざるを得なかったため、翌年度使用額が残った。令和5年度において、予定していた県外調査を実施することで執行する。
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