研究課題/領域番号 |
21K01394
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
濱野 正樹 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20711089)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 格差 / 労働参加率 / 少子高齢化 / マクロ動学 / 人口動態 / 金融政策 / 財政政策 |
研究実績の概要 |
初年度は、理論モデルの構築と、日本のデータを用いてその説明能力の検証を行った。研究計画通り、異質な家計を含む動学的一般均衡モデルを構築し、家計の労働参加率が、人口動態と生産や投資などの経済指標を説明するための鍵となることを示した。 コロナ禍により研究滞在の機会は限られていたが、共著者と対面、オンラインで議論を深め、研究成果はワーキングペーパーとして刊行することができた。 そのほか、国内、海外の学会、セミナーにおいて関連する研究報告を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
コロナ禍により、研究滞在の機会は限られていたが、フランスにいる共著者と対面、オンラインで議論を深め、研究成果はワーキングペーパーとして刊行することができた。
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今後の研究の推進方策 |
今後は完成されたワーキングペーパーをさらにブラッシュアップし、国際学会やセミナーでの発表の機会をとらえ、最終的には国際ジャーナルでの採択を目指したい。また新しい研究課題へとつなげていきたい。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍により、他研究費にも余裕があり、研究期間が初年度である本研究費の使用を繰り越したため。
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