研究課題/領域番号 |
21K01397
|
研究機関 | 小樽商科大学 |
研究代表者 |
中島 大輔 小樽商科大学, 商学部, 教授 (60715332)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
キーワード | 行動経済学 / 意思決定理論 / 顕示選好理論 / 行動産業組織論 / 行動契約理論 |
研究実績の概要 |
本年度も昨年度と続き、この分野における主要な論点・問題点とその解決策を模索するため、本分野とその密接な関連分野の研究者を多数招いた。具体的には、Summer Workshop on Economic Theory, Decision Theory Worshop, Sapporo Workshop on Industrial Economics などである。これらのワークショップでは、本分野と密接な関連がある研究に取り組む多数の若手有力研究者が出席・発表し、有益な意見交換が行われた。 また、本研究分野の若手有力研究者を個別に小樽商科大学土曜研究会に招聘し、研究発表・相談を集中的におこなった。
また、新たなモデルとして、売り手からおすすめ商品が提示されている場合の意思決定モデルを構築して、この論文化に取り掛かっているところである。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の想定どおり、新たな意思決定理論モデル論文を完成させる目処がついたため。
|
今後の研究の推進方策 |
本年度も恒例のWorkshopを主催して、関連分野の研究者との意見交換に努める。また、停滞している「問題を不適切に分解して誤りを犯す消費者」の研究を推進する。
|
次年度使用額が生じた理由 |
パンデミックの余波及び研究代表者の育児などのため、一部予定していた学会参加・主催が困難であったため、これらの予算は次年度以降に集中的に使用する。
|