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2023 年度 研究成果報告書

財政の持続可能性に関する経済理論研究:労働市場,政策形成,国際資本市場

研究課題

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研究課題/領域番号 21K01472
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07040:経済政策関連
研究機関同志社大学

研究代表者

宮澤 和俊  同志社大学, 経済学部, 教授 (00329749)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード国債 / 年金 / 少子高齢化 / 教育
研究成果の概要

本研究課題の研究成果は,論文8編,学会報告2回である(2024年5月末時点).査読つき論文は,掲載受理を含め4編である.これらのうち,Miyazawa (2021)の引用件数は5件,Hirono (2021)の引用件数は3件である(2024年5月末時点).経済学の分野としては,比較的短期間にインパクトを与えられたのではないかと考えている.
なお,本研究課題の目的は,財政の持続可能性に関する研究成果を発表することであったが,この点については,研究期間終了時点では十分な研究成果を上げることができなかった.資本市場の国際化と各国の国債政策の関係については,今後研究成果を発表する予定である.

自由記述の分野

公共経済学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は,課税競争モデルを動学モデルに拡張した Miyazawa, Ogawa, and Tamai(2019)の研究の延長上にあり,理論面での貢献が大きいと考えられる.また,課税競争モデルは資本課税に焦点を当てることが多いが,本研究では各国の国内労働市場の差異に注目しており,理論面での貢献が期待できる.
さらに,本研究では,多国間の政策競争に加え,国内の政党間競争も併せて研究対象としており,技術的に克服すべき課題は多いものの,理論面での貢献は大きいと考えられる.また,各国の政策ルールを推計し,日本の財政規律に関する客観的指標を提示することで,社会に貢献できると考えている.

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公開日: 2025-01-30  

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