| 研究課題/領域番号 |
21K01707
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| 研究機関 | 明治大学 |
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研究代表者 |
篠原 敏彦 明治大学, 商学部, 専任教授 (50162615)
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| 研究分担者 |
庄司 真人 高千穂大学, 商学部, 教授 (50317658)
曽我 寛人 釧路公立大学, 経済学部, 准教授 (70803211)
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| 研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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| キーワード | 文化的知性 / 国際化 / 支援 / 消費者 / 原産国 |
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| 研究実績の概要 |
まず、研究課題である文化的知性の当研究における概念整理及び確定をするために過去の当該文献を広範に収集し、それら文献における研究内容を文化的知性との関連で精査して絞り込むと同時に、一連の研究内容を類型化して過去の研究の流れにおいて文化的知性のもつ概念が国際経営において果たす役割や意義を概観した。
次に、国際化を企図する主に中小企業が抱える経営上や実務上の課題を抽出するために地方行政府へのヒアリング調査を実施して国際化の障壁となっている問題点を明らかにし、それら問題点と文化的知性との相関性を探索することにより、企業の国際化に着手する中小企業のへの援助支援の策定方法を確認した。とりわけ国際取引などに経験皆無の中小企業にとっては、実務上の諸手続きや取引遂行の具体的方法に関する実践的知識不足もさることながら、それに加えて本研究で規定するところの文化的知性の不足あるいは欠如が前者以上に取引着手に逡巡する大きな要因であることが明確になっており、その意味でもすでに概念規定している文化的知性に焦点を当てた実証分析の枠組みに基づく早急な実態調査の必要性を再確認した。
そして、感染症が蔓延する中で消費者の購買行動やその意思決定にどのような変化が見られるのか、国内外でどのような差異があるのかを確認するために、商品やサービスの原産国イメージの概念を基軸として国際比較の実証分析を実施した。この成果は韓国貿易学会が主催する国際学会において発表した。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
感染症蔓延により文化的知性に関わる企業への聞き取り調査に基づいた仮説構築、及びそれに基づく大量アンケート調査の実施が未着手の状態となっている。
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| 今後の研究の推進方策 |
文化的知性の構成概念を明確化して速やかに仮説の構築に取り組み、その分析枠組みに基づいたサンプル企業を抽出し調査の段階に進んでいく。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウィルス感染症の影響により、ヒアリング調査や学会参加にかかる旅費が発生しなかったことから、差額が生じた。
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