研究課題/領域番号 |
21K01757
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研究機関 | 沖縄国際大学 |
研究代表者 |
原田 優也 沖縄国際大学, 産業情報学部, 教授 (90352476)
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研究分担者 |
髭白 晃宜 沖縄国際大学, 産業情報学部, 准教授 (30779947)
宮城 和宏 沖縄国際大学, 経済学部, 教授 (50268786)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | Fake news / Fear of missing out / Perceived herd / SNS addiction / Social media influencers / Digital marketing / Parasocial interactions / Millennials |
研究実績の概要 |
2021年度は最初年度であり、SNS時代におけるコンテンツ・シェアリング行動と拡張メカニズムの構築と検証に関する文献調査および国内現地調査を行い、集中的にすすめるともに、コンテンツ・シェアリング行動の概念、コンテンツの共有パータン、コンテンツの利用要因などを整理し、分析した。
研究成果の一部は2021年10月に産業総合研究所などにて報告し、論文として投稿した。論文の題名は下記の通りである。 1)The Impact of Social Media Influencers on Purchase Intention at the Age of Social Network Sites (SNS時代におけるソーシャルメディアインフルエンサーが購買意図に及ばす影響)『産業総合研究』 第30号, pp.1-16 2)Fake News Sharing Behavior on Online Social Media(SNS時代におけるフェイクニュース・シェアリング行動)『地域産業論叢』第17集, pp.91-111
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
SNSに関するエンターテインメント・コンテンツの発展および情報共有の理論的概要を整理し、実態調査を複数の国で行ない、比較している。アジア市場におけるSNS利用状況、利用要因、フェイクニュース・シェアリング行動、情報の共通パータンなどを分析し、順調に推移している。本研究にかかわる研究成果の一部は『産業総合研究』および『地域産業論叢』へ2本の論文を投稿した。
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今後の研究の推進方策 |
2022年度の研究計画・方法:
1)文献調査および現地調査を行い、得た情報を分析する。 2)中範囲の理論の確立:SNS時代におけるコンテンツ・シェアリング行動と拡散メカニズムの共通点・相違点を探り、モデルの修正を重ねる。最終的に、モデルの一般化抽象化を目指す。 3)関連学会および研究会にて一部の研究成果を報告する。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナ感染拡大のため、2021年度一部の現地調査などの実施は見送ることにした。代わりに、研究資料調査などを中心に行った。 2022年度研究実施計画を達成するため、研究費の使用計画は下記のとおりである。 1)資料費:図書およびデータベースの購入、 2)アンケート集計などにかかる経費、 3)旅費:海外調査を予定している。そのための関連経費が必要である。 4)消耗品:アンケートデータの情報処理のため、関連消耗品が必要である(例、報告書作成の関連消耗品、アンケート用紙・印刷・データ処理、保存の関連経費など)。 5)設備備品費(研究活動・調査などが必要な備品の購入)
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