研究課題/領域番号 |
21K01764
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
大崎 恒次 専修大学, 商学部, 准教授 (70712678)
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研究分担者 |
圓丸 哲麻 大阪市立大学, 大学院経営学研究科, 准教授 (00636996)
三井 雄一 西南学院大学, 商学部, 准教授 (00782145)
大野 幸子 和光大学, 経済経営学部, 准教授 (30740005)
中見 真也 神奈川大学, 経営学部, 准教授 (30794797)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 健康経営 / 産学連携 |
研究実績の概要 |
令和3年度の研究実績は、以下の3点である。 第1に、健康経営実践企業や組織に対して健康経営実践企業の実態を把握するべくインタビュー調査を行っている。インタビュー調査は、一般社団法人社会的健康戦略研究所に所属する健康経営企業の特徴を調査している調査者2名、一般社団法人社会的健康戦略研究所に加盟する健康経営実を実践する企業から見て健康経営を特に実践している「健康経営のエクセレントカンパニー」と呼ぶにふさわしいと考えられる企業5社、そのほか健康経営を実践している企業・組織を5社1組織、一般社団法人社会的健康戦略研究所に加盟している企業1社、一般社団法人社会的健康戦略研究所が主催する産学連携プロジェクトである「大学対抗『健康』×『マーケティング』コンペティション2021」に課題を提供した企業と、検討したが不参加であった企業3社、健康経営を含めライフサイエンス事業への調査を実施している調査企業1社に対してインタビュー調査を行った。 第2に、一般社団法人社会的健康戦略研究所が主催する産学連携プロジェクトである「大学対抗『健康』×『マーケティング』コンペティション2021」を通して、本コンペティションとともに、運動促進アプリを用いた運動の習慣化によって大学生の健康に関するリテラシーが向上しうるか調査を行った。 第3に、上記2点の研究実績を日本マーケティング学会におけるリサーチ・プロジェクト「健康アセット・マーケティング研究会」において、2度報告(報告①「大学生への健康経営、および、健康リテラシー、自己保健能力促進のための取り組み ― 一般社団法人社会的健康戦略研究所主催第2回学生向け健康経営コンペの振り返り、今後の展望 ―」、報告②「健康経営と企業理念や事業戦略との関係を考える」)を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
昨年度に引き続きコロナ禍による多くの制約はあったが、健康経営を実践している企業に対するインタビュー調査はおおよそ計画通りに進んでいる。また、一般社団法人健康戦略研究所が主催する産学連携プロジェクトである「大学対抗『健康』×『マーケティング』コンペティション2021」時においても、そこに参加する大学生への調査も実施できている。 ただし、オンラインでのインタビュー調査を主としているため、インタビュー調査においては、時間が限られ、健康経営実践企業の現状等についての聞き取りは進んでいるものの、本研究焦点となる若者世代への健康経営実践の状況についてはその多くを聞くことができていない状況にある。この点については、今年度の課題となる。
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今後の研究の推進方策 |
本年度は、昨年度に引き続き、継続的に健康経営を実践している企業に対してインタビュー調査を実施していくとともに、営を実践している企業に対するインタビュー調査はおおよそ計画通りに進んでいる。また、一般社団法人健康戦略研究所が主催する産学連携プロジェクトである「大学対抗『健康』×『マーケティング』コンペティション」での大学生に対する健康リテラシーに関する調査並びに、日本マーケティング学会におけるリサーチ・プロジェクト「健康アセット・マーケティング研究会」においてその成果を報告するとともに、研究代表者や研究分担者の所属する学会等において、これまでに得た知見に基づき、学会発表や論文執筆を行っていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
健康経営実践企業に対するインタビュー調査を分析するための統計ソフトを購入するため。
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