研究課題/領域番号 |
21K01802
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
王 イク 関西学院大学, 国際学部, 教授 (40411061)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 中国会計基準 / コンバージェンス国 / 借鑒式アプローチ / ポストコンバージェンス |
研究実績の概要 |
1.本研究課題に関連する雑誌・書物などを現地から取り寄せをして、研究を行った。特に1993年以後の論文などの精読により、中国会計基準はポストコンバージェンス的な対応により、自国基準を重視するような回帰的な異質性が浮き彫りになった。 2.中国会計基準におけるコンバージェンス活動は2002より開始以来2023にかけて、借鑒式アプローチを中心とした基準作りが進められてきたプロセス及びその特徴を拙稿「中国会計とIFRSの関係」に纏め、『現代中国会計-歴史・制度・教育・管理からの究明』(水野一郎編著、第7章、98-113頁、中央経済社、2024年)にて公刊した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ禍のため、現地調査・訪問などが遅れていた。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度、引き続き、現地調査・訪問を行う予定である。特に本研究課題に関わる研究資料を踏まえ、研究成果としての原稿を完成する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍のため遅れた研究課題につき、2024年度に課題の完成に向けて、現地調査・訪問、資料取集などを行う予定である。
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