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2022 年度 実施状況報告書

固定収益会計による人的サービス業の現場従業員を対象とするコントロール理論の構築

研究課題

研究課題/領域番号 21K01824
研究機関明治大学

研究代表者

鈴木 研一  明治大学, 経営学部, 専任教授 (80309674)

研究分担者 三谷 華代  国士舘大学, 経営学部, 講師 (30845532)
小村 亜唯子  神奈川大学, 工学部, 助教 (40848529)
山脇 香織  淑徳大学, 経営学部, 助教 (60830255)
中村 正伸  香川大学, 地域マネジメント研究科, 教授 (70757723)
齊藤 毅  中京大学, 経営学部, 准教授 (90802877)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2026-03-31
キーワード固定収益会計 / マネジメントコントロール / 従業員ロイヤルティ / 顧客ロイヤルティ
研究実績の概要

[基礎的データ収集]
基礎的データ収集:従業員および顧客アンケート調査に加えて、すべての取引データの入出ができ、財務への影響を詳しく解析するために必要となる基礎的情報を収集することができた。
[因果関係の解析・分析モデルの構築・実態把握]
これまでの量的研究を踏まえて、管理会計学・ミクロ心理学・戦略論・組織論領域において関連する先行研究をレビューし、Levers of control 理論や、促進的MCS理論を用いた仮説を設定し、従業員心理に多様な計画とコントロールシステムが働きかけることに焦点をあてたモデルを完成した。さらに、アンケート調査で入手したデータの質が高まり、まだまだ研究蓄積が少ないマルチレベル分析が実施できる感触を得た。
[リサーチサイトの追加]
予定・準備していた海外のリサーチサイトでの調査が,コロナ禍のために困難となった。そこで、この夏にフランスレンヌ第一大学のビビアーニ教授に会いにいって、問題解決策を考えたい。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

上述の「研究実績の概要」に記載したように、コロナ禍のために、海外企業での調査が難しいという問題にぶち合っている。

今後の研究の推進方策

海外企業での調査を実施すべく、フランスの第一レンヌ大学やマレーシア工科大学の研究者などを頼って、この問題解決をしたい。

次年度使用額が生じた理由

コロナ禍のために、調査出張できなかった。

  • 研究成果

    (16件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] How Management Control Systems Impact Team Healthcare: Evidence from St. Luke’s International Hospital2023

    • 著者名/発表者名
      Kodama, M., Sato, H., Suzuki, K
    • 雑誌名

      Japanese Management and International Studies

      巻: 18 ページ: 227-252

    • 査読あり
  • [雑誌論文] P2Mのためのマネジメントコントロールパッケージに関する事例研究-ウォーターフォールとアジャイルの違いに着目して2023

    • 著者名/発表者名
      齊藤毅・中村正伸・井芹薫・中島洋行
    • 雑誌名

      国際P2M学会誌

      巻: 17/2 ページ: 1-21

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 予算目標の困難度と予算業績の関連に対するワークモチベーションの媒介効果2023

    • 著者名/発表者名
      小村亜唯子・平井裕久
    • 雑誌名

      管理会計学

      巻: 31/1 ページ: 127-144

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] Diversity Management Outcomes: Quantitative Verification of the Climate for Inclusion in the Japanese Hotel Industry2023

    • 著者名/発表者名
      anaka, M., Fukaya, Y., Tsushima, R., Nashiba, Komura, A., M., Suzuki, K.
    • 雑誌名

      Japanese Management and International Studies

      巻: 19 ページ: 252-271

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 製品開発のためのプロジェクトとプログラムベースの予算管理による調整と意思決定2022

    • 著者名/発表者名
      中村正伸
    • 雑誌名

      香川大学経済論叢

      巻: 94 ページ: 281-307

  • [雑誌論文] 製品開発プロジェクトの実行段階における予算管理での調整と意思決定2022

    • 著者名/発表者名
      中村正伸
    • 雑誌名

      管理会計学

      巻: 30/1 ページ: 8-103

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 顧客関係性マネジメントにおけるKPIの再検討2022

    • 著者名/発表者名
      山脇香織
    • 雑誌名

      淑徳大学教育学部・経営学部研究年報

      巻: 5 ページ: 221-232

  • [雑誌論文] 非財務指標に関する国内実態調査研究の動向2022

    • 著者名/発表者名
      三谷華代
    • 雑誌名

      経営研究所紀要(国士舘大学)

      巻: 52 ページ: 105-117

  • [雑誌論文] 旅行情報サイトにおけるランキングと口コミ内容の関係性2022

    • 著者名/発表者名
      荒木匠平・小村亜唯子・平井裕久
    • 雑誌名

      日本経営工学会論文誌

      巻: 73/1 ページ: 15-26

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] Analysis of Customer Characteristics for Customer Segmentation Classified by Share of Wallet: A Case Study of a Japanese Food Manufacturing Company2022

    • 著者名/発表者名
      Oku, Y, Komura, A, H. Hirai
    • 学会等名
      12th Annual International Conference on Industrial Engineering and Operations Management
    • 国際学会
  • [学会発表] 共創を加速するアーキテクチャ 20222022

    • 著者名/発表者名
      井芹薫・中村正伸・齊藤毅
    • 学会等名
      PMIフォーラム2022
  • [学会発表] プロジェクトの MCS への MCPの適用可能性-Simons(1995)の 4 つのコントロール・レバー論を中心に-2022

    • 著者名/発表者名
      中村正伸・井芹薫・齊藤毅・中島洋行
    • 学会等名
      国際戦略経営研究学会2022年度年次全国大会
  • [学会発表] ウォーターフォールおよびアジャイルP2Mのためのマネジメントコントロールパッケージ:国内大手保険業A社情報システム開発の事例2022

    • 著者名/発表者名
      齊藤毅・中村正伸・井芹薫・中島洋行
    • 学会等名
      国際P2M学会2022年度秋季研究発表大会
  • [学会発表] 利益の安定性とMD&Aのトピックとの関係2022

    • 著者名/発表者名
      小村亜唯子・神澤凌太・小林誠弥・佐々木信仁・鈴木裕翔・平井裕久
    • 学会等名
      日本経営工学会 2022年秋季大会
  • [学会発表] CARTによる競合他社との購買者特性の比較分析2022

    • 著者名/発表者名
      奥優里菜・小村亜唯子・平井裕久
    • 学会等名
      日本経営システム学会第69回全国研究発表大会
  • [学会発表] 国内ホテル業における顧客のリピート購買と利益の安定性の関係2022

    • 著者名/発表者名
      小村亜唯子・深谷友理・田中美里
    • 学会等名
      日本管理会計学会2022年度第1回フォーラム

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公開日: 2023-12-25  

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