研究課題/領域番号 |
21K02011
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 藍野大学 (2023) 京都看護大学 (2021-2022) |
研究代表者 |
和田 惠美子 藍野大学, 医療保健学部, 准教授 (60585446)
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研究分担者 |
佐浦 隆一 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (10252769)
結城 康博 淑徳大学, 総合福祉学部, 教授 (10458622)
藤原 奈佳子 人間環境大学, 看護学部, 教授 (30178032)
三島 瑞穂 宇部フロンティア大学, 看護学部, 准教授 (60613099)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ホームヘルパー / 多職種連携 / 観察項目 / サービス担当責任者 |
研究成果の概要 |
医療と福祉の専門職9名で観察項目の改善に向けての検討を行い、観察項目シート17項目の冊子を作成し、介護事業所10施設に3か月間パイロット研究を実施した。 実施後の質問紙調査結果から、観察項目の効果(家族の生活状況、療養者の身体や心、身の回りの変化、介護への振り返りや優先順位、観察ポイントへの意識)は、8割強が肯定的な評価であった。観察項目シートの教育効果が立証されたと言える。改善点や負担感から今後の観察項目シートへの改良とICT化に向けての示唆が得られた。
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自由記述の分野 |
在宅看護
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
観察項目の評価では、観察の気づきに対して8割強が肯定的な評価をしていた。その内容は「色々な角度から利用者が理解できた」「利用者の体、心の変化に気づきやすくなった」「異常に気づくためによかった」等から、要介護高齢者やその家族の理解やいつもとの違いの気づきにつながったと推察される。「ヘルパー間で情報共有しやすくなる」では、サービス担当責任者の意識の高さが見られ、連携強化にも繋がると考えられる。改善点があげられたことや紙ベースであることの負担感を今後の観察項目シートへの改良とICT化にしていきたい。
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