研究課題/領域番号 |
21K02065
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 広島文化学園大学 |
研究代表者 |
河野 喬 広島文化学園大学, 人間健康学部, 教授 (20738843)
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研究分担者 |
房野 真也 広島文化学園大学, 人間健康学部, 准教授 (30551634)
森木 吾郎 広島文化学園大学, 人間健康学部, 准教授 (30765540)
井川 純一 東北学院大学, 教養学部, 准教授 (90748401)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 遠隔健康支援 / アダプテッド・スポーツ / ADL / QOL / 高齢者 / ウェアラブルデバイス / SNS |
研究成果の概要 |
COVID-19の拡大と終息,それに対応した健康づくりと介護予防の取り組みが進んでおり,社会的孤立の防止に向けて,通信技術を活用した遠隔健康支援が注目されている。本研究は,高齢者を対象としたアダプテッド・スポーツ科学に基づく運動・スポーツを遠隔健康支援の方法で提供することを目的とした。対面による集合型,オンデマンド型の両方で活用できる運動介入プログラム・コンテンツを開発し,いつでも,どこでも,だれでも取り組めるようにするとともに,実施期間前後の健康データの分析,実施中の気分プロフィール検査及び心拍変動に基づく自律神経バランス分析等により,活用利便性と有効性の検証が可能な遠隔健康支援を考案した。
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自由記述の分野 |
社会福祉学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多くの先行研究で,運動・スポーツが日常生活活動はもちろん,人生・生活の質においても好影響をもたらすことが分かっている。そのため,身体面,精神面,社会面を考慮した当事者主体の支援を行う必要性が示されてきたが,COVID-19以後,運動習慣をもつ人の割合が低下し,要介護状態にある人の運動機会は更に限られていることが明らかとなっている。本研究は,遠隔通信技術の活用によって,特に外出が困難な状況にある人の健康支援を,低コストで実施できることに大きな意義がある。また,要介護状態にある人への適用は,重度の身体障害者への展開にもつながる可能性を有している。
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