研究課題/領域番号 |
21K02197
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 広島大学 (2023) 大阪教育大学 (2021-2022) |
研究代表者 |
福田 敦志 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (10325136)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | インクルージョン / 社会に開かれた教育課程 / ドイツ・ブレーメン州 / 生活指導 / 多職種協働 / ICT教育 / 総合的な学習の時間 |
研究成果の概要 |
本研究は、インクルーシブな社会を実現する「社会に開かれた教育課程」の編成原理とその実践構想を明らかにすることを目的とした。そのために、インクルーシブを鍵概念に先駆的な実践を展開しているドイツ・ブレーメン州における学校改革動向を整理しつつ、その改革を実践的に主導する学校教育実践について、「『ともに生きる』ことを学ぶ」実践に着目しながら批判的な検討を行った。 その結果、インクルージョンを実現する上でcommonの創造が重要となること、カリキュラム編成の視点として、地域での生活と学校での生活をコンフリクト(葛藤や矛盾)の観点で串刺しにするような構想が論点となることを明らかにした。
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自由記述の分野 |
教育方法学、生活指導論
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究には少なくとも以下のような学術的・社会的意義があると考える。ひとつには、ドイツ・ブレーメン州における学校改革動向を視野に入れながら、インクルーシブな社会を実現する「社会に開かれた教育課程」の編成原理として、commonを創造することが重要となることを明らかにしたことである。二つには、それを具体的な実践として構想するにあたって、コンフリクト(葛藤や矛盾)を位置づけることが重要であることに加え、ICTを用いてcommonを創造していくことも有意義であることを明らかにしたことである。
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