研究課題/領域番号 |
21K02212
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
池内 慈朗 埼玉大学, 教育学部, 教授 (10324138)
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研究分担者 |
横山 草介 東京都市大学, 人間科学部, 准教授 (60803484)
萩生田 伸子 埼玉大学, 教育学部, 准教授 (70292638)
杉村 美佳 上智大学短期大学部, 英語科, 准教授 (70442126)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ミニチュア / 表象理解 / MI理論 / 多重知能理論 |
研究実績の概要 |
海外調査がコロナの状況下、進められていないが、出来るかぎりの範囲でインタビューもままならないので質問紙の精緻などを行った。モノへの興味とモノは「記憶」を呼び覚ます装置、モノへの思い出なども含めて再構成を行った。また、興味深い領域、ミニチュアを用いた子どもの学力と教育の実態に関する2つの研究を進めた。幼児期の遊びに見出される「みたて遊び」や「ごっこ遊び」といった想像活動など。第一に1920年代~30年代アメリカの進歩主義の幼稚園や初等学校におけるミニチュアやDollhouse等を用いた実践について検討し幼小接続カリキュラムを明らかにした。アメリカでは幼稚園年長(5歳児)から小学校1年生にかけてミニチュアやDollhouse等を用いた遊びや授業を実施することにより、家庭・学校カリキュラムを展開させ幼小接続を図っていることがわかった。第二に現代アメリカにおける唯一の国家的学力調査(NAEPと略記)に関する研究動向や現状および課題を明らかにした。考察の結果、児童生徒の性別や人種・民族、英語能力、地域の貧困率が得点に及ぼす影響が大きいことや、州によるNAEPのスコアの違いは学校や政策よりも人口や家庭環境に負うところが大きいこと等を見出した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナの状況下、幼稚園・保育園での実験が遅れている。本研究では、海外調査は重要であるが、2023年度までには、コロナの少ない先進国に限れば海外調査は可能と考えている。2022度内でも、収束しない場合、国内の比較的、コロナの少ない他県の知り合いをつたって幼稚園・保育園での実験調査を 紙形式で依頼するなど方法を変えることも考えている。また、幼稚園・保育園での実験が難しい場合、規模を縮小して、幼稚園・保育園での 実験が難しい場合、規模を縮小して、分担者杉村の保育学会等の繋がり、保護者連携の小規模の集まりの回数を多くするなど計画している。
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今後の研究の推進方策 |
また、幼稚園・保育園での実験が難しい場合、規模を縮小して分担者杉村の保育学会等の繋がり、保護者連携の小規模の集まりの回数を多くするなど計画している。他県の知り合いをつたって幼稚園・保育園での実験調査を 紙形式で依頼するなど方法を変えることも考えている。 本研究では、海外調査は重要であるが、2023年度までには、コロナの少ない先進国に限れば海外調査は可能と考えている。海外調査は重要であるが、10月以降翌年3月までには、コロナの少ないヨーロッパ・北欧などの先進国に限れば海外調査は可能とかんがえて いる。また、研究の遅れを想定にいれ、文献研究を怠らないよう計画している。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナの状況下、幼稚園・保育園での実験が遅れている。また、海外調査も周知の通り、ままならぬ状況である。国内の比較的、コロナの少ない他県の知り合いを伝って幼稚園・保育園での実験調査を紙形式で依頼するなど方法を変えることも考えている。
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