研究課題/領域番号 |
21K02230
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研究機関 | 福山平成大学 |
研究代表者 |
古賀 一博 福山平成大学, 福祉健康学部, 教授 (70170214)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 東アジア / 教員評価制度 / 国際比較 |
研究実績の概要 |
本年度は、コロナ禍の影響により、研究対象国との往来が極めて厳しく、研究対象国全てに対して直接の訪問することも、研究対象国の研究協力者に対する来日招請もできなかった。加えて、国内における移動も大きく制限される中、国内先行研究者や国内研究協力者らとの往来・情報交換や文献の渉猟などにおいても大きく制約を受けざるを得なかった。そのため、申請当初の研究計画内容が大きく遅延することとなった。 無論、移動の必要のないに既収集ずみの文献の読み込みなどは予定通り進行できた。また、コロナ禍でも当初の研究推進に資するため、メール及びズームの活用による海外研究者との定期的な連絡に努め、研究課題内容に関する現地情報の収集に可能な限り努めた。 その成果は、令和4年度の関係学会において報告の予定である。 同時に、令和4年度以降の訪問に備えつつ、その設備準備のための機材、またデータ処理のためのPCなどの購入を行い、外的な研究条件の諸整備に努めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
前述の通り、最大理由はコロナ禍である。海外渡航のための準備をしていたが、渡航先での隔離及び帰国後の隔離期間及び隔離に付随する費用を考えると、現実的ではなく、隔離期間を含めた長期期間の不在は、校務遂行上においても甚大な影響を及ぼす。従って、本年度、直接の研究対象国への渡航ができなかった点が最も大きい。
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今後の研究の推進方策 |
コロナ禍も完全収束という状況には程遠いが、一部の国では入国制限の緩和も散見されることから、令和4年度は、モンゴル、台湾を中心に提出した研究計画書の内容を遂行し、現地訪問と研究者との交流、さらには関係資料の渉猟にあたりたい。研究初年度の遅れを取り戻すべく努力したい。
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次年度使用額が生じた理由 |
前述の通り、コロナ禍の影響により研究対象国への直接訪問及び当該国関係研究者の来日招請ができず、そのため使用予定であった経費が使用できなかったため。
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