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2023 年度 実施状況報告書

「教室ユーモア」と「学級風土」に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K02251
研究機関佛教大学

研究代表者

青砥 弘幸  佛教大学, 教育学部, 准教授 (20632037)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード教室ユーモア
研究実績の概要

これまでの「教室ユーモア」研究を概観し「教室ユーモア」の分析に関して蓄積されてきた知見を整理した。それらを踏まえて設定した分析視点を手がかりとして複数の「教室ユーモア」場面をみとることで、ある程度客観的でレベルのそろった分析・解釈が可能となることを明らかとした。これにより、個別性が高く汎用的な議論を展開しにくいという「教室ユーモア」研究がこれまで抱えてきた課題を克服するための見通しを得ることができた。またより精度の高い分析視点の開発のために、いくつかの改善の方向性を示したことも今年度の成果である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

予定していた参与観察などにおいて動画撮影の許可などの点について、調査予定校との調整が難航したため、研究の方法を大きく見直す必要が生じたため。

今後の研究の推進方策

これまでの研究から得られた知見を手がかりに、「教室ユーモア」を分析するための視点を再整理する。それを踏まえて、まずは現在収集している動画データを分析し、その有用性を確認する。その後、複数の教室においてデータ収集を行い、教室の特性と生じる「教室ユーモア」の特性の関連性についての調査を行う。さらに得られた「教室ユーモア」場面を分類していくことで「教室ユーモア」の類型化を行う。
これらの成果については、学会発表・論文投稿、小冊子として製版し、公開することとする。

次年度使用額が生じた理由

今年度は、昨年度実施することができなかった複数の学校現場でのデータ収集と分析を行う。そのための旅費及び諸経費に繰り越し金を利用する。それらの成果を発表するための学会参加費、最終年ということで一連の研究成果をとりまとめた小冊子の作成費用などに利用する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 「教室ユーモア」の実相2023

    • 著者名/発表者名
      青砥弘幸
    • 学会等名
      日本笑い学会 第30回大会

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公開日: 2024-12-25  

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