研究課題/領域番号 |
21K02497
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
寺床 勝也 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 教授 (70264455)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ティンカリング / 木育 / 環境構成 / ものづくり / 幼児教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、ティンカリングを実現できる木育空間の開発を行った。 ティンカリングな活動は、自由なものづくり体験を通してさまざまな教育効果をあげる手法である。幼児向けの木育活動では、自由な発想で家づくりを製作体験し満足度の高い結果となった。ティンカリングの教育効果は、集中力と満足度を高めるとともに、主体的な学びに向かう姿勢を確認できた。
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自由記述の分野 |
技術教育
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ティンカリングな教育活動は豊かな直接体験を提供することである。自由なものづくり環境のなかで、自らの発想を試行錯誤しながら展開するときに、科学的視点や物理的法則に自然に触れ、新しいものづくりのタネを自らが創造していく過程である。この教育手法は、幼児期から実現可能であり、特に環境を通して行う木育活動は、幼児期に達成すべきさまざまな心身の発達を寄与するといえ、引き続くSTEAM教育の基礎となるといえる。
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