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本年度は「チームとしての学校」を支える様々な専門性を有する教職員に対するインタビュー調査やフィールドワークを中心に、データ収集を広く実施した。 社会人経験や専門性のある教職員に対する調査としては、金融機関出身の数学教師の方、現職の大手航空会社で勤務するCAを兼務する英語教師の方、大手メーカー出身の理科教師の方、看護師免許を有する養護教諭の方、労務管理知識に詳しい管理職教員の方等、多様な教職員の方々に対してインタビュー調査やフィールドワークによる勤務実態観察を実施することができた。 スクールカウンセラーに関しては、元教員のスクールカウンセラーの方の勤務実態を観察し、インタビュー調査や行動観察を通して、教員としての経験をスクールカウンセラーの業務にどのように活用しているか、詳細なデータ収集を行った。また、スクールカウンセラーのキャリア形成の面にも注目し、海外の日本人学校での常勤スクールカウンセラーの方に対して何度もオンラインでインタビュー調査を実施し、実践事例のデータを提供していただいた。 また、3人の教員出身のスクールロイヤーの弁護士の方に対してもインタビュー調査を実施することができた。研究者も弁護士としてこれらの弁護士の方々と共同で案件を担当することによる参与観察も実施した。 その他、研究者自身の社会科教員としての活動や探究学習・キャリア教育での活動について、専門性を有する教職員の活用の観点から、探究学習を行った高校生ととも学会発表するとともに、弁護士資格を有する教員の教育活動としての貴重なデータを蓄積した。 本年度はこのように非常に貴重なデータを入手することができた一方で、データを分析し、考察した結果を論文として執筆する時間を十分に確保することができなかった。このため、本年度で研究が終了した後も継続的に論文等の執筆活動を続け、成果物を発表していく予定である。
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