研究課題/領域番号 |
21K02590
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研究機関 | 大阪音楽大学 |
研究代表者 |
井口 淳子 大阪音楽大学, 音楽学部, 教授 (50298783)
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研究分担者 |
久保田 徹 大阪音楽大学, 音楽学部, 准教授 (50420427)
三島 郁 大阪音楽大学, 音楽学部, 講師 (20571441)
能登原 由美 大阪音楽大学, 音楽学部, 講師 (60379865)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 音楽史 / 映像教材 / 音楽学 / 民族音楽学 / 西洋音楽史 / 古楽 / ワークショップ / 日本伝統芸能 |
研究実績の概要 |
本研究の主な成果は大学の音楽史教育のために制作された映像教材(公開中)である。最終的に18本の映像教材(作品)を制作した(2024年5月現在でYouTubeに次のURLで公開中、URL: https://www.youtube.com/channel/UCdNMYFCaaiEF3V2slUqeaEA)。公開にあたっては個人情報やプライバシーに十分配慮した。 内容は1.日本の伝統芸能(能と狂言)(4作)、2.民族音楽(体験型ワークショップの方法、北欧の民俗笛)(3作)、3.古楽・リコーダー(1作)、4.初期バロックのチャッコーナ(1作)、5.ルネサンスのポリフォニー合唱(1作)、6.バロックのチェンバロ音楽(4作)、7.ロマン派のピアノ音楽(2作)8. バロックダンス(2作)である。 それぞれの映像作品はおよそ30分にまとめられ、開始と終わりに視聴者を惹きつけるサウンドロゴが現れ、解説やテロップなどが付された高いクオリティの映像作品となっている。大学の音楽史科目の中で効果的に用いることはもとより、中・高等学校における音楽鑑賞教育や音楽創作や即興演奏の授業に用いることも可能である。とくに、体験型ワークショップの具体的方法を示した映像が含まれており、映像に基づきながら授業を双方向的な参加型ワークショップに変えていくことも可能である。制作の過程で生じた研究分担者、協力者同士の議論や、授業で映像教材を使用した後の学生の反応を参照しつつ、公開中の映像教材を教育実践の中でより効果的に使用する方法論が必要であるが、音楽史教育の可能性を広げる映像教材を広く公開することができた。
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備考 |
音楽史のための映像教材、18作(一作、およそ30分前後)を一般公開。西洋音楽史、諸民族の音楽、日本伝統音楽に関する教材にはそのまま授業で用いることができるものと、映像をもとに授業でワークショップを展開することが可能なものが含まれている。
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